2026年5月1日(金)
歯科に対する想いはデカく、態度もデカいが見た目もデカくなりつつある、そんな岸本知弘が身の引き締まる思いで綴る徒然。今回も最後までお付き合い頂きますよう宜しくお願い致します。
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久しぶりに心が震えました。
4月29日の祝日、高石市で開催された出版記念講演会に参加してきました。
といいましても参加者は私含めて8名の超プライベート講演会です。
『赤ちゃんのホンネ』を出版された森田綾先生は、作業療法士であり【にじのわ】の代表。
出版に至るまでの経緯と、出版に際して心掛けたこと、本が出来上がって思ったこと等々。
超突っ込んだ質問に対しても丁寧にお答えいただき、わたし、大大満足!!
プライベート講演会ならではの裏話も沢山伺うことができました (笑)
全ての人が必ず一度は通ってきた道、それが赤ちゃんの時代です。
「育児に関して、お母さんが主役の本はいっぱいあるけれど、赤ちゃんが主役の本って案外無い」
というのが執筆のきっかけ、と著者談。
確かに。
書店を見渡しても、お母さんの不安解消法が書かれていたり、お母さんが楽できる育児書は山のようにあれど、赤ちゃんが何故そうしてるのかを語る本は意外に無いんですね。
今の時代、ほぼ全ての人がスマホを所持し、アプリを使いまくってます。いわばアプリ管理。
今の女性は、妊娠すると、体重管理、生理管理など、これらをスマホアプリでする人が多く、
管理に慣れてしまうと生まれた子供もまた管理するようになります。
「基準」を元に自分の子を比較する毎日に追われてしまいます。
昨今、自分の子を「可愛いと思えない」「可愛いと思わない」お母さんが増えているそうです。「基準」という正しさに振り回されると、いつの間にか「考える」ということをしなくなります。
つまりは、思考停止。
【育つ】っていうことは、どういうことなんでしょう??
例えば、同じ時期に産まれた子犬でも、暴れ回る子犬もいれば大人しくしている子犬もいます。育ち方は様々ですが、そこに違和感を持つ人はいないでしょう。
つまり、それが個性なんです。
【視点を変えると見えることがある】と森田先生は仰いました。至極納得!!
私は、本来子どもって、縦横の人間関係が豊富な環境で育つのがよいと考えています。
縦は、祖父母等の家族、親戚など。横は、近所の世話焼きオジさんオバさんなど。
ところが昨今は、そういう人間関係が豊富なお母さんは激減してます。
殆どが、家に帰ったら夫婦と子どものみ。夫の仕事帰りが遅いと子育ての殆どの時間をお母さんひとりで賄うことになります。相談したくても相手がいない。自分の時間も持てない。
そういったお母さんの気持ちを尊重すると、今度は子どもの気持ちを尊重できない…
こういったジレンマが蔓延しているのが今の時代です。
「知らない」から「知る」へ
「わからない」から「わかる」へ
「できない」から「できる」へ
それらの変化のきっかけは、きっとそれほどタイソウな話ではないはずです。
そして、この本は、お父さんにとっても必読書だと痛感しています!!
『赤ちゃんのホンネ』森田綾:著 (出版社:クリエイツかもがわ) 税込2420円