岸本知弘

2020.04.10

第82号「笑顔で再会しましょう」

歯科に対する想いはデカく、態度もデカいが見た目もデカくなりつつある、そんな岸本知弘が身の引き締まる思いで綴る徒然。
今回も最後までお付き合いいただきますよう宜しくお願い致します。
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新型コロナウイルスの感染拡大で大阪府や兵庫県に緊急事態宣言が発令されたことを受け、京都府も宣言に準じた対策が必要と発表されました。
また厚生労働省、日本歯科医師会、日本口腔外科学会からも、「歯科医師の判断により、(治療は)応急処置にとどめることや、緊急性がないと考えられる治療については延期することなども考慮すること」と通達がありました。
この先、京都は、日本は、世界は、どうなっていくのでしょうか・・それは誰にも分かりません。
「コロナ、コロナ」と叫んでおります(私は「武漢肺炎、武漢肺炎」と叫びたい)今回の感染症は自身がどんなに気をつけていても100%防ぎきれるものではありません。
普段なら私は「日々の口腔ケアが万病を予防する」との信念のもと、急性症状がない時にこそ定 期的な口腔ケアを推奨しております。
これは今も揺るぎない信念です。
清潔な口腔内は食生活を豊かにします。人生を豊かにします。 冬の時期にはインフルエンザ予防として「手洗い、うがい、口腔ケア」を合言葉にしております。
元来、個人で行うセルフケアと専門家によるプロケアが両立してこそ健康の維持増進が図れます。
【歯と口の健康 そして 歯と口からの健康】として全身との繋がりを強調してきました。
駄菓子菓子・・・ 昨今の情勢を鑑み、本来ならば口腔ケアを推奨し実践していく立場の私ですが、患者さんご自身の不要不急の外出を避けるため、患者さん、患者さんのご家族、従業員、従業員のご家族を感染から守るため、当分の間は診療方針を大きく転換し、診療は非観血的な応急処置程度に留めさせて頂くことに致しました。
言うなれば、歯科的観点から医科的観点へのシフトです。
どんな状況下におかれても、生きていなければどうしようもありません。
正直、情けなくて泣けてきます。
こういう判断を下さなければならない自分が情けない。
こういう判断を下さなければならない時代背景が情けない。
しかし、これもいつまでも続くものではない、と信じて、いずれ訪れる終焉の時が来たら、
今度は皆さんと心の底から笑い合いながら、笑顔で口腔ケア談義に花を咲かせましょう!
その日まで、みなさんどうかお身体ご自愛ください。
国の方針が示すように、「今しばらく」が今後を大きく左右します。
生きてこそ!の人生です。
清潔な口腔内は肺炎などの感染症のリスクを軽減します。
ご家庭でも【いつも以上の口腔ケア】に留意していただけますと幸いです。

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