岸本知弘

2014.05.09

第11号「自己研鑽は何のため?誰のため?」

歯科に対する想いはデカく、態度もデカいが見た目もデカくなりつつある、そんな岸本知弘が身の引き締まる思いで綴る徒然。

今回も最後までお付き合いいただきますよう宜しくお願い致します。

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4月は桜の淡い桃色で春の始まりを感じますが、5月は新緑の息吹で春の勢いを感じます。
芽吹きの匂いは時に息苦しいくらいのパワーを感じますね!
私は年に何度か講演会や研修会に参加するように努めております。
最近でこそ聞く 側だけでなく話す側にもなりつつありますが、参加することによって得られるモノは、日々診療所内だけに籠もっていては決して得られない類いのモノです。
世の中には色んな研修会があります。
一見して内容が違う研修会でも、その研修会が目指す本質の部分が間違っていなければ、参加して自らの考えを纏めていくうちに→必ず同じ方向と収束していくものです。
また、自らの進むべき道を側面から補強して、自身の懐を深くし、引き出しの数を増やし、対応できる幅を増やし、その内容に深みが増す。
これを繰り返すことによって実績が積み重なり、信用と信頼が生まれるのだと思います。

最終的には自己研鑽なんでしょうね。
自身のレベルが上がることによって→更に地域に還元することが出来る、社会のお役に立てる人物になっていく。
そして、その結果として自院が潤ったり社会的な役職に就任していく、と信じて已みません。
だから、私たちは色んな研修会に参加するべきなのです。

自分の頭の中を一度シャッフルし、再構築していくことによってブラッシュアップされていきます。
そしてその考え方や理論構築が自分のものになっていくのです。
ぶれない方向性を身に付けるということはとても大切なことで、でも、それは一朝一夕に出来るモノではないです。
自身の想いと社会の必要性とを常にすりあわせ、一歩先行く見識を持ち続ける努力を怠ってはいけません。

私たち歯科専門職は口腔領域におけるプロです。
プロはその道について常に勉強し続けなければならないのです。
昨日の常識は今日の非常識、かも知れません。
逆に、今日の非常識は明日の常識、かも知れません。

まずは確認作業。そして普及啓発。
何のために?
それは身の回りの人たちのQOL向上のために!

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