岸本知弘

2020.11.18

第89号「三つ子の魂と感性」

歯科に対する想いはデカく、態度もデカいが見た目もデカくなりつつある、そんな岸本知弘が身の引き締まる思いで綴る徒然。
今回も最後までお付き合いいただきますよう宜しくお願い致します。
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今年は何かと変だヘンだと巷では騒がれてますが、みようによっては秋の風物詩とも言える台風、
これが今年は一つも日本に上陸しなかったとか。(2008年以来12年ぶり)
ちなみに7月は観測史上初の台風発生ゼロだったそうな。
こんなに珍しいと、いよいよ冬は猛烈に寒くて雪も無茶苦茶降り積もり、なんてことになる!?
とは言いつつも、今は食欲の秋でございます。
しかしなんですなぁ、なんでこうも「虎屋の羊羹」は美味しいんですかなぁ〜
ねっとりとした歯触り、均一な噛み応え、飲み込んだ後も残る風味。
和菓子がおいしい季節になりました。ま、和菓子は季節限らず美味しいですけどね。

この虎屋の羊羹、まさか「塩っぱい」と感じるヒトは居られないでしょうが、「甘すぎる」と感じるヒトは居られるかも知れません。
私がこよなく愛する和菓子に・・・と、実名を出してしまうと賛否両論になるので控えますが、
それはそれは素朴な餡焼き菓子がありまして。
わたしは「これぞ絶品!」と思い、学生時代に愛知県民、三重県民、大阪府民、岐阜県民、沖縄県民、鳥取県民、に食べてもらったところ「・・・。」なんともかんともな評価でした。
それはつまり、生まれ育った環境も大きく影響してるんでしょうな。
どの味で育ったか、が、大人になってからの味覚の価値観の基準となるわけであります。
なんでもそうですな。
三つ子の魂百まで。
「幼少期の経験がその後の人生を大きく左右する」なんて話は、なにも和菓子の味覚に限ったものではございません。
お口の中の環境も、常に意識がある環境の中で生まれ育てば、子供は意識せずとも自ずと口腔健康管理が出来るようになりますわな。
その逆もまた然りでありまして、幼少期を口腔内無頓着に過ごしますと、その後の人生も往々にして口腔内無頓着なままでしょう。よほどのことが無い限り。
その「よほどのことが無い限り」というのが曲者でして、我々はそこに大いなる期待を抱くわけですが、人生、時々そういうビッグイベントに出逢っちゃうんですな。
「ステキなお相手とお付き合いしたいけど、虫歯だらけの口元では話にならない」
「部下が私の話をちゃんと聞いてくれないのは、私の口が臭いからか」
「可愛い孫と一緒に食事がしたいけど、同じ食べ物が食べられない」
こういう例は、そもそも自覚症状がない中での他者からの気づきなので、出逢ったチャンスは逃さない!という姿勢の有無がその後の人生を大きく左右すると思います。
何事に於いても、待ちの姿勢、受け身の姿勢ではアカン、ということですわ。
感性、センスを磨く、というのは、年齢、性別、職業を問わず、生きている限り大切なことと思っています。そういう姿勢がなによりも大事。
如何に価値のある人生を送るか、天寿を全うするその日まで如何に健やかな日々を送り続けるか、それを想うと【三つ子の魂百まで】無碍(むげ)には出来ませんなぁ〜

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