岸本知弘

2019.12.13

第78号「子どものうちにしたいこと」

歯科に対する想いはデカく、態度もデカいが見た目もデカくなりつつある、そんな岸本知弘が身の引き締まる思いで綴る徒然。
今回も最後までお付き合いいただきますよう宜しくお願い致します。
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慌ただしく日々を過ごしていると、いつのまにか一週間が過ぎ、ひと月が過ぎ、季節は移ろい、今このように年の瀬を迎える、なんてこともあります。
私は日々を精一杯生きる、眼前の事象に対して真摯に愚直に取り組む、自身の喜びが相手の喜びであると信じ、また相手の喜びは私自身の喜びでもある、として日々を過ごしています。
いや、全ての毎日がそうではないので、正確には「過ごそうと心掛けています」といったところです。
普段は全く!後ろを振り返らない私ですが、年の瀬になると少しは今迄を見直すこともあります。
今は歯科医師として、開業医として、また歯科医師会員として、地域の皆さんの【口から始まる健康】について携わらせていただき啓発活動に勤しんでおりますが、子どもの頃から今を見据えていたわけでは無く、皆さん同様に私も幼少期は今以上に純粋無垢な日々を過ごしていたように思います。
小学生時代は、とにかく学校が終わってからは日が暮れる頃まで校庭で遊んでいたように思います。
見回り当番の先生に「はよ帰らんか!」とよく怒られていたのを覚えています。
ドッヂボールやキックベースは複数人いないと出来ませんが、鉄棒や砂場は一人でも遊べます。
縄跳びやコマ回しは年中してました。
今思えば、それの何処が楽しかったのかよく思い出せませんが、とにかく当時は楽しかったのでしょう。
服やランドセルは泥だらけになりましたが、それで怒られた記憶はありません。(忘れてるだけ?)
中学生時代は、とにかく自転車で京都市内を走り回ってました。目的地があったわけでは無かったはず。
所持金は無く、今のようにコンビニも無いので、おやつや飲み物は自宅から持って出ます。
これまた日が暮れる頃まで、お寺の境内や河川敷で友達と他愛ない話を延々してました。
友達の家で「テスト勉強」と称してファミコンで遊んでたのも今は楽しい思い出です。

【よく遊び よく学べ】とはよく言ったもので、子どものうちは「遊び」が先なんですよね。
遊びの中から学ぶことの多いこと! 満たされた今の時代、お金を掛ければそれはそれは楽しく遊ぶことができます。
が、子供にはお金がありません。お金がないから工夫するんです。
試行錯誤して1から5や10を生み出す術を見つけるのです。
この術を知って大人になるか否かで、大人になってからの時間やお金の使い方が大きく変わります。
極論を言えば、知っていれば、喜びの感性や感度が高く鋭敏で幸せの尺度も幅広く持つ大人でいられます。
お金をかけないと楽しめない・・・と感じたなら、あなたは既に、ある意味病んでいます。(笑)
お金をかけない遊び、シンプルな遊び、思慮を深く巡らせる遊び、感じ考え想う遊び、想像を伴う遊び...
そういった遊びの経験値はプライスレスです!
そして、そういう経験をしてオトナになると、多少の逆境でも難なく乗り越えることが出来ます。
ココは言い切ってしまっても問題ないと考えます。そのくらいプライスレス!なのです。
そもそも今の時代、究極の経験なんてそうそう出来なくなりました。
自転車で琵琶湖一周、原付で紀伊半島一周、「18きっぷ」で日本一周、などは趣味で行うものですが、
趣味の時間をちゃんと持ち、その趣味を人生の広がりに使いたいですね。
クリスマスプレゼントに凧や百人一首を貰い、正月はそれで遊ぶ!
そんな年末年始でも十二分に楽しいと思いますよ。

【遊び(あそび)】(Wikipediaより)
知能を有する動物(ヒトを含む)が、生活的・生存上の実利の有無を問わず、心を満足させることを主たる目的として行うものである。

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