岸本知弘

2013.08.06

第2号「被災地を訪れて」

歯科に対する想いはデカく、態度もデカいが見た目もデカくなりつつある、そんな岸本知 弘が身の引き締まる思いで綴る徒然。
今回も最後までお付き合いいただきますよう宜しくお願い致します。

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夏の風物詩、それは高校球児にとっては甲子園であったりしますが、私達の業界にとって は「夏ゼミ」でありましょう。
今年は7月27日に開催され、私は例年の如く今年も参加して参りました。
正式には地域歯科保健研究会と称し、今回で31回目となります。
参加対象者は主に行政職員、地域歯科保健医療に携わる者とされますが、一般開業医の参加もチラホラ見受けられます。
毎年全国 様々な場所で開催されるのもウリの一つで、前回は神奈川県茅ヶ崎、今回は東北・盛岡で開催されました。
夏ゼミ関連のオフィシャルな内容については翌月?翌々月?の月報をお楽しみにしていただくとして、ここではオフィシャルな紙面では書ききれない内容について述べます。
今回、京都からは京都市所属の歯科医師・歯科衛生士総勢5名&私を含め6名となり、ちょっとした一団を形成するに至りました。
最近の京都府歯科医師会と京都市は情報交換も比較的スムーズに行われている感があり、今回のような全国的なイベントでは、立場は違えど同郷である「京都」を共通テーマにして一丸となって進んで行けるのは相当の強みと感じます。
事実、他県からは「行政と歯科医師会がちゃんと連携出来ているって凄いですね!」という声を多数いただきました。
この声を追い風に、益々強力なスクラムが組めるよう、更なる試行錯誤に務めたいです。
世の常として、モノを作る産業、学会や歯科医師会のような学術、そして施策を取り扱う行政、この3分野が共に連携してはじめてその分野の動向が定まると私は思っております。
どこか1分野だけが頑張っても進まず、どこか1分野が足を引っ張っても進みません。
京都の歯科口腔保健分野における産業を担う処との連携は上手くいっているでしょうか?
「餅は餅屋に」と言うように、各々の専門性を活かして、小さく纏まる事なく大きく羽ばたいて行きたいです。

さて、翌日は被災地をレンタカーで見て回りました。
国道沿いを走って見える陸前高田の奇跡の一本松、何処何処の船、そして国道から少し逸れると→屋内が散乱している廃屋、山積みされた廃タイヤ。
それらは以前観たテレビの中の世界と変わりませんでした。
言い換えれば、この2年間で瓦礫は撤去されましたが復興迄には至っていない、という現実。
ただ広がる一面の地面。生い茂る雑草。
本当に何も無い空間の中、異臭も無い為にここが被災地という実感が湧きにくく、未開の地、原野、そんなイメージに繋がりました。 ただ、所々に併設されている被災前の現場の写真と見比べてみると、その変化は余りにも大きく、これもまた現実として受け入れるには衝撃が大きすぎました。

生まれ育ちや環境が違えども私たちが「今を生きる」ことに違いはないのです。
京都に生まれ京都に育ち、そしてこれからも京都に住み続けるであろう私の将来を思う時、公私問わずに自分に何が出来るのかを考えずにはいられません。
私自身も、地域住民の一人です。
ポジティブに、前を向いて進んで行きましょう!

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