岸本知弘

第158号 夏ゼミ参加、再開

2026年8月20日(木)
歯科に対する想いはデカく、態度もデカいが見た目もデカくなりつつある、そんな岸本知弘が身の引き締まる思いで綴る徒然。今回も最後までお付き合い頂きますよう宜しくお願い致します。
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思い起こせば十余年前、「夏!」といえば→毎年8月初旬に開催される地域歯科保健研究会(通称:夏ゼミ)への参加でした。
この会の主体は自治体等に勤める行政歯科職の集まりなのですが、縁あって開業当初くらいからこの会に参加させていただいてました。

夏ゼミには、三カ条があります。
①夏ゼミは 恥をかき捨てる場です。~何でも思ったことは出し合おう~
②夏ゼミは みんなで作り上げるめだかの学校です。~人の意見を批判しない~
③夏ゼミは 明日のエネルギーを蓄える場です。~一人でも多くの友だちを作ろう~

この三カ条が私にとって大変居心地が良く、「お互いを(先生と呼ばず)さん付けで呼ぶ」などというのも無頼器質な私には丁度良い感じでした。
雲の上のような大先生に対してもその場では「さん」付けだったりと、かなりフランクな環境がそこには在りました。
故に私は、調子こいて色んな大先生を相手に傍若無人な振る舞いをし、そんな私を暖かくお相手いただき、ステキなご縁へと繋いでくださったのも夏ゼミの場でした。

20年前の私は当然今より20歳若かったわけで、今も世の中の理をそんなに知ってる方ではありませんが、当時の私は今よりも更に何も知りませんでした。
知らないが故に何でも首を突っ込んで・・・それを「若気の至り」というのでしょうが、当時は毎日がそんな感じでした。
そんな私も、ここ数年は首を突っ込む場所を「夏ゼミ」から「社会歯科学会」へと移していたのですが、今年の夏ゼミは名古屋開催!愛知県歯科医師会長も顔を出す!そして何よりも、大学時代の後輩が裏方で汗を流す!となれば、行かないわけにはいきません。
8月1日(土)、実に10年ぶりくらいの夏ゼミ参加でした。
社会人1年目、2年目の初々しい若者たちが、こちらにもビシビシ伝わってくる緊張感と共にその場に居たんですね!
20年前の自分を見ているようでした (笑)

歯科医院に勤務する歯科医師、歯科衛生士は、基本的に職場には院長(歯科医師)が居ます。
ところが、自治体、行政に勤務する歯科医師や歯科衛生士は、その勤務場に歯科関係職種は「自分だけ」という、いわば1人職種であることが全国を見渡すと殆どです。
基本的な事項や事務的な流れ、手続きは上長の判断を仰ぐことが出来ますが、歯科に特化した内容である場合、その内容の正確性などは、例え1年目であったとしても最終判断まで自身に求められます。「これであってるかなぁ・・・」といった不安や心配事は日々尽きません。
そういった不安や心配事は溜め込んで置いておいても良いことは一つも無いので、年に一度の祭典?である「夏ゼミ」で吐き出し、共有し、また新たな日常を再開するんです。

京都府庁には一人の歯科医師がいます。南丹保健所にも一人、歯科医師がいます。
京都市役所には3人の歯科医師がいます(今年2名増員されました!!)
京都府下、京都市内には合計5名の自治体に関わる歯科医師が居ります。各職種別でみたら激少分野であるには違いないんですが、こういった方々の働きによって京都府、京都市の歯科保健施策が策定実施されている、ということを皆さんにご理解いただければ幸いです。

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