岸本知弘

2024.06.03

第132号「逃げ恥から学ぶ」

2024年6月3日
歯科に対する想いはデカく、態度もデカいが見た目もデカくなりつつある、そんな岸本知弘が身の引き締まる思いで綴る徒然。今回も最後までお付き合い頂きますよう宜しくお願い致します。
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ひょんなことから、「逃げ恥」*1を全編ぶっ通しで観ることになった。
平匡くんとみくりちゃん、契約結婚と言う突拍子もない設定は確かにドラマチック。
でも、こういう関係を思い描く人は実際に多いのではないだろうか。
私は常々、主婦の労働対価に対して以前からとても関心があった。このドラマでは年収3,000,000円少し。そんなもの、なのかなぁ。
しかし、スラっと可愛いみくりちゃんと、言っちゃなんだが小柄で平凡な容姿の平匡くん、こんなカップル、あり得る?と思いながら観ていた国民は多かったことでしょう。そんな中、その二人(配役)が実際に結婚してしまったもんだから「事実はドラマより面白い」のかも知れない。

男女平等を真剣に向き合って制作された感じがひしひしとする。
契約結婚に始まり、共同経営に至り、お互いを尊重し合える夫婦関係となり、妻が妊娠し出産する。「夫とは、男とは、」と語る平匡の父の言いたいことも分かる気がする。
駄菓子菓子、それは「the⭐︎昭和」と言われてしまうんだろうな…
妊娠中のつわりの部分、男性はなかなか女性の気持ちがわからずにやきもきする。そういったあたりも丁寧に描写されていたと思う。いや、実際どうなのかは私には分からないが・・・

お腹の中の赤ちゃんが、この世に生まれてきたとき、母親の安堵と喜びはひとしおだろうが、
「あぁ生物だ」といった平匡の言葉は満更的外れでも無い気がする。
父親にとっては、その時が父親を実感する初めての時なのだろう。
生まれたての赤子の手の小ささ、指を差し出すと小さく握り返してくる。あの瞬間を思い出した。
赤ちゃんが世に出てくる前から母は既に母親であるが、父は出生後に父親になる、のだろう。

2020年2月、バタバタした日々の中にも希望を見いだし奮闘し続ける中、コロナ、パンデミック、緊急事態宣言、と、立て続けに今まで経験したことのない状況に我々は飲まれていった。
ズーム飲み会、そして(期日記載はなかったが)コロナ明けでスペシャル版ドラマは終わり、その続編は今のところ制作されていない。
公開が2021年なので、まだまだコロナ禍だった中、コロナを乗り越えた未来を夢見て制作されたんだろう。
今もあの時のことを昨日のことのように思い出す。。。
 ーー不要不急の外出は控えるようにーー
この言葉によって生まれた距離感、今もその名残は随所にあるだろう。
心身共の健康というように、ホントの健康にはココロとカラダその両方が健康であることが大切であり、不安のような目にみえないものも健康被害の原因としては立派に一役買っている。

今はマスク無しの生活も戻りつつあり、リアルな集いも一般化してきたが、あの辛く悲しい時期を忘れることはない。忘れてはいけないのだと思う。
昨今世に産まれてきた赤ん坊諸君も、コロナ禍以降の新時代を我武者羅に楽しく生きていただきたいと切に願う。そういった社会の実現のために、我々はより一層の【幸せの充実】のために社会に関わり続けることが大切だと改めて感じる今日この頃である。

*1「逃げるは恥だが役に立つ」2016年にTBS系列で放送された。2021年にはスペシャルも放送。森山みくりを新垣結衣、津崎平匡を星野源が演じた。

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